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金色堂の木に浮かぶ四つの顔

所在地岩手県西磐井郡平泉町平泉(中尊寺金色堂)
年代現代
登場本田勝紀、遠山英志、話者、回答者
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

昭和六〇年五月、小学校の修学旅行で平泉の中尊寺を訪れた一行が、金色堂を背にし、そばに立つ木の脇に並んで記念写真を撮った。焼き上がった写真を見ると、その木のところに人の顔が四つ浮かんでいたという。幹の上のほうに二つが横に並び、中ほどの右にもう一つ、根もとの左にさらに一つ。この話を伝えたのは、当時居合わせた本田勝紀である。岩手県立福岡工業高校の一年生だった一九八九年に語ったものだと注記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

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