トップ > 青森県の伝承 > 青森市

無縁墓地の写真に延びる顔

所在地青森県青森市大字三内(三内霊園)
年代昭和四五年
登場—
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

昭和四五年ごろ、青森市沖館字小浜に住む女性が撮影した写真である。親子四人で青森市三内霊園の無縁墓地に参り、その近くの芝生で軽食をとることにした。母親は三人の子供のスナップ写真を撮り、アルバムに貼っておいた。昭和五二年八月二二日、写真右端の女の子がたまたまアルバムを開いて見ていて、私のそばに変な人が写っているワ、と叫んだ。よく見ると老人らしい顔が少し横向きに笑っているように写っており、写真の下方から上方へエクトプラズムのようなものが延び、その先端に顔が付いていた。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

種別から探す

心霊写真エクトプラズム

青森市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』の伝承