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玄関に立って消えた山形の叔母

所在地東京都新宿区
年代現代
登場山崎みどり、体験者・OL
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

新宿区に住む二十二歳の勤め人が、四月に体験した話として伝えられている。山形で入院している叔母が突然訪ねてくる夢を見た。玄関のブザーが鳴り、出てみると何年ぶりかの叔母がぼんやりと立っている。中へ入ってと声をかけても入ろうとせず、早くと促した途端、すうっと消えてしまった。何か言いたげなのに声にならず、目には涙が光っていた。気になって連休に山形へ見舞うと、叔母はやつれてはいたが思いのほか元気で、早くいい婿を見つけなさいと励ましてくれた。ところが帰京して一週間後の夜、危篤の報せが入り、翌朝には亡くなったという知らせが届いた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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