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墓から出た伯父の母のキセル

所在地東京都武蔵野市
年代現代
登場—
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

父の兄である伯父が死ぬときのこと。暮れの朝五時頃、耳もとで従兄弟が名を呼び「困ったから助けてくれ、何とかしてくれ」と言った。母に電話すると「伯父さんが死んだ」という。伯父は一人娘に惚れて相続権を放棄して家を飛び出した人で、墓に入れなかった。従兄弟の願いはそのことだろうと、母と信州の父の家へ帰り、先祖の墓を掘った。すると伯父の母親のキセルが出てきて、そこへ伯父を埋めたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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