夢で怒っていた人と翌日の法事
どんな伝承か
昭和五十七年十一月十三日、岡山市での話。岡崎久志が、昔お世話になった人が夢の中で何だかわからないが大変怒っている光景を見た。朝起きてから妻にその人の法事はいつかと尋ねると、明日の十四日だと言われた。すっかり忘れていたが、よほど法事に来てもらいたくて夢で知らせに来たのだろうと話したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)
『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。