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家康が好んだ高林寺の名水お茶の水

所在地東京都千代田区神田駿河台二丁目
登場徳川家康、伊達綱宗、高林寺の水を好んだ、幕命で神田川を開いた仙台藩主
出典江戸動物民話物語

どんな伝承か

神田明神の台地はかつて駿河台と続き、神田山という小高い山だった。今の駿河台の文化学院のあたりに高林寺という寺があり、立ち寄った徳川家康が出された茶をたいそう気に入り、その後もわざわざこの寺の湧き水を取り寄せて茶をたてた。そこで水の湧く井戸をお茶の水と呼ぶようになったと伝わる。のちに伊達綱宗が幕命で寺の裏山を削って神田川を開くと、井戸は川向こうの崖際となり、享保十四年の大水で川底に沈んで跡形もなくなり、地名だけが残ったという。筆者は、川の開削や綱宗の隠居の年と照らすと、この言い伝えには食い違いが多いと述べている。高林寺は今は文京区に移っている。

原典より

そしてただお茶の水の地名のみが残るようになったというのである。—— 江戸動物民話物語(窪田明治) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

江戸動物民話物語(窪田明治)

『江戸動物民話物語』は、「郷土史・東京」の刊行会を主宰した窪田明治が、東京の郷土史を調べた材料から江戸の民話を選んでまとめた本である。狐や狸、猫、蛇が人を化かし、恩を返し、祟る話を中心に、本郷・王子・向島・麻布・三田など東京各地に伝わる話を収める。狐・狸・猫・蛇・不思議な生き物の五部に分け、一話ごとに舞台となった土地の史跡や寺社の由来、沿革の解説を添え、まえがきとあとがきを付す。

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お茶の水家康地名由来名水井戸

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