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五輪の月桂樹が母校から三〇本に

所在地静岡県掛川市
年代昭和の頃(ベルリン・オリンピック)
登場語り手の甥、藤俊平、平松文平、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

静岡県小笠郡大東町での話。語り手の甥にあたる藤俊平が、昭和の頃、ベルリンのオリンピックに出て二等になり、月桂樹を一本いただいて帰ってきた。その木を出身小学校の庭へ植えたのだという。語り手はそのこばえを諸方へ広め、いまでは三〇本近くにまで増えている。中には亭々として仰げるほどの木となったものもあるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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