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柿の幹に小豆粥を流した鏡開き

所在地福井県大野市
年代大正の頃
登場語り手の兄、佐々木芳雪、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

大正の頃の話である。柿の木に傷をつけ、そこへ小豆粥を塗りつけると、その年は豊作になるという風習があった。二月一日の正月を終え、二月一五日の鏡開きには小豆粥を作り、兄と一緒に大雪の庭に立つ柿の木の前へ行った。兄が幹に傷をつけて「なるか、ならんか」と言うと、語り手が「なります。なります」と答える。すると兄は語り手の手から粥の入った丼を取り、柿の幹に流しかけた。語り手にはその記憶が残っているという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)

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