金の大黒の祟りと千人塚
どんな伝承か
吉野の千人塚にまつわる話である。金の鉱脈の中に金でできた大黒様が埋まっていたが、その手をもぎ取ったために山が崩れ、千人もの人が生き埋めになったという。その後、崩れた跡を平らにならしても、一晩のうちに元の山の形へ戻ってしまったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
南陽市史 民俗編
『南陽市史 民俗編』の伝説の節を抜き出したものである。山形県南陽市の白竜湖の由来と東正寺の僧の話、金沢の三坂(七両坂・泣坂・薄雲坂)、猫の宮の猫、二色根薬師、赤湯温泉の起こり、吉野の大黒岩と千人塚、珍蔵寺の鶴、三堀観音などを収める。置賜盆地の湖と温泉と山の寺にまつわる伝えが中心である。