長南年恵による霊水引き寄せと裁判
どんな伝承か
明治期、霊能者・長南年恵は空きビンに一瞬で水を引き寄せ満たす「物品引き寄せ」の力で知られ、その霊水は病を治すと評判を呼び、医者に見放された大勢の患者が彼女のもとへ押し寄せた。当時の警察はこれを詐欺とみなして逮捕し、神戸地方裁判所で裁判にかけたが、彼女は裁判長自身が封をした五十本ものビンを大勢の見ている前で瞬時に水で満たしてみせ、その日のうちに無罪が言い渡されたという。
原典より
ところが、彼女は裁判長自身の手で封をした五十本もの空きビンを大勢の人が見ている中で、一瞬のうちに水でいっぱいにしてしまったのです!—— 漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)
『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。