見つからない大阪城の真田の抜け穴
どんな伝承か
大阪城には、城内から茶臼山の方へ抜ける秘密の地下道があるといわれているが、いまだに発見されていない。この抜け穴は真田幸村によって築かれ、大坂冬・夏の陣で大いに利用されたと伝わるが、いつどのように造られ、城内のどこにあるのかは分かっていない。一九八四年(昭和五十九年)の築城四百年記念事業で城の構造は詳しく調査されたが、この抜け穴だけは解明されなかった。また城内には、豊臣秀頼が自害した際に発見されたという「秀頼の人面石」があり、秀頼の顔がそのまま残るデスマスクのような石と伝えられるが、近代になってこれを見た人はいないという。
原典より
大阪城には、城内から茶臼山の方へ抜ける秘密の地下道がたしかにあるといわれているが、いまだに発見されていない。—— 心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。