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若狭の井戸とお水取りの由来

所在地奈良県奈良市(東大寺二月堂)
年代古代
登場実忠和尚、若狭遠敷明神
出典心霊大全

どんな伝承か

東大寺は三月のお水取りで知られ、その水は若狭の井戸から汲み上げられる。昔、実忠和尚が修二会の行を修め、全国の神々の名を読み上げると、神々が続々と集まってきた。ところが若狭の遠敷明神だけがいつまでも姿を見せず、諸神にとがめられた。遠敷明神は詫びとして道場のそばに香水をお供えしようと念じたところ、二月堂の下の大岩が動いて二つに割れ、清水が湧き出した。実忠はそこに石を敷き、閼伽水と名づけた。これが若狭の井戸の起こりだという。この井戸はふだん水がなく、年に一度三月のお水取りのときだけ、遠敷明神の社前の川が止まり、代わりにここへ水が湧くと言い伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

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