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良助旦那の原因不明の高熱と変貌

所在地千葉県館山市上野原
年代昭和19年8月
登場当主本間良助、51歳、安五郎、源兵、良助の祖父・網元。命日の法要、本間家の下男・語り手
出典恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話

どんな伝承か

昭和十九年八月、祖父安五郎の命日に本間一家は墓参りをし、傍らの寺の本堂で宴席を開いた。和やかに談笑していた当主良助は、従兄弟が娘の縁談を話しているさなか、脈絡もなく「そんなことは許さんぞ」と大声で怒鳴った。その日から良助は人が変わったように口調も態度も荒々しくなり、原因不明の発熱を繰り返すようになる。医者は「熱があるのに風邪でもなく、ほかはどこも悪くない」と首をかしげた。熱が出ている間は日本軍の悪口を口汚くわめくので、家人は憲兵の耳に入ることを恐れ、熱の下がるのを待つほかなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

恐怖の事実と悪霊を除く法-本間家の話(中岡俊哉・昭和30~40年代(推定))

本書は千葉県館山市の本間家を舞台にした実例的怪談である。明治時代に栄えた網元・本間家は、大正~昭和初期に長女ふでが神かくしで失踪したことを皮切りに、呪いに見舞われる。昭和19年から本格化した悪霊の祟りにより、家族は原因不明の奇病、憑依、夢遊病、発狂、自殺・他殺による死亡が連続する。行者の指摘により、床下に隠された血で描かれた100年以上前の自画像が呪いの根源であることが判明するも、お祓いは手遅れ。

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憑依本間家悪霊法要

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