死んだ男が写る映画スチール四枚
どんな伝承か
神奈川県葉山に住む映画美術監督水谷浩氏の家を訪ねた際、四枚の映画スチール写真を見せられた。いずれにも撮影の半年前に病死したはずの水谷氏のアシスタントが同じ作業服姿で写っており、二枚目と三枚目は男の死後一年以上、大分県別府のホテルロビーで撮った四枚目は死後約二年を経て撮影されたものだった。専門の写真家に調べてもらっても原因はわからず、著者はこれが心霊写真研究のきっかけになったと記している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年))
『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』は、中岡俊哉が昭和四十八年刊の『タナトロギー入門』を大幅に書き改め、一九九〇年に文庫として著し直した心霊研究の本である。著者自身の霊体験から説き起こし、背後霊・地縛霊・騒霊・悪霊・淫霊などの事例、臨死体験と転生、死者の声の録音や自動書記、恐山のイタコ、心霊治療、心霊写真の鑑定を国内外の例で述べる。全五章を小見出しで細かく区切り、まえがきでは「七疑三信」という著者の調査の立場を語っている。