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古井戸の障りを説いた浅間行者の祈祷

所在地東京都千代田区麹町六丁目(扶桑教会)
年代大正11年頃
登場某省官吏田口氏の妻喜美子、41、扶桑教会の淺間行者、田口、体験者の夫(仮名)
出典變態心理と犯罪

どんな伝承か

某省官吏田口氏の妻・喜美子は、子宮癌の手術後に起きた出血がなかなか治らず焦っていたところ、出入りの洗濯屋の主婦に勧められ、麹町区六丁目の扶桑教会の浅間行者のもとへ行った。行者は、いま住んでいる家の鬼門に便所がある、埋めた古井戸もあるだろう、それが障りになって病気を起こしているという。家に帰って調べると、埋めた古井戸は事実あった。行者は引越しには及ばない、御祈祷で障りを払えばよい、医者には一切かかってはならないと言い、庭の隅に小さな水神の祠を祀って毎日祈祷に来た。すると不思議に喜美子の身体の具合は追々よくなった。大正十一年三月のことである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

變態心理と犯罪(中村古峽・大正10年代~昭和初期(推定1920年代))

二重人格の諸事例(變態心理と犯罪)/アンセル・ボーン/フェリダの交替人格/変態心理と犯罪/催眠と記憶障害/憑依とされた病理の科学的説明

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