お化けを描いた扇子と夏の涼
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どんな伝承か
先年の夏、弘前市の某デパートが、お化けを描いた扇子を得意先に配ったことがある。これを使えばさぞ涼しいことだろう、と著者は書く。どんな人でも、うだるような暑い夏には涼を求めたくなる。そんなときにぞくぞくするお化けが出て来れば、暑さも一遍に吹き飛んでしまうだろう。お化けは冬にも少しは出るが、ほとんどは夏である。それはなぜかといえば、実はお化けも暑いから出て来るのだという。だからもっとお化けが出やすい環境にしてお化けを守ってやれば、冷房や扇風機がなくても涼しく過ごせるかもしれない。ただし殖えすぎると冬にも沢山出て、くしゃみや風邪ひきが多くなるだろう、と結んでいる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けと幽霊(大高興・昭和53年(1978年)8月5日発行・北の街社(青森市))
青森市在住の医師・大高興が昭和53年に北の街社から刊行した、お化け・幽霊・心霊現象の総合啓蒙書。
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