弘前市の伝承(58話)
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- 久渡寺の池に浮かぶ死者の顔 — (久渡寺)
- 目を開く生首の掛軸 — (正伝寺)
- 四十九日の墓前で撮った逆さの女 — 大字新寺町(徳増寺)
- 血で描いた生首が片目を開く — (正伝寺)
- 開ければ目がつぶれる土岐家の小箱
- お化けを描いた扇子と夏の涼
- 弘前城の堀の人魂は虫の群れ — (弘前城)
- 鳥海山で飛んできた伐りたての木 — (岩木山)
- 滝のほとりで血を滴らせた片骨 — (赤倉沢)
- 老人の戒めを破って荒れた赤倉の沢 — (赤倉沢)
- 花嫁衣裳の袖から出た白い手
- 雪中行軍の凍死者と留守の兵営の二重身
- 下宿の裏の寺に燃えた青白い火
- 夫と長男と同じ十二月十四日の死
- 棺の蓋を開けると赤らんだ両頬
- 猛吹雪の墓前で行われた霊魂実験 — (徳増寺)
- 血だらけで本堂に立った男
- 祖母が止めた池の水漏れ — 大字品川町
- 背嚢を結んでくれた兵の脱走
- 窓から投げられた汚い判こ
- 上官の飯に入れた頭のフケ
- 軍旗祭で酢を酒と飲んだ古兵
- マレー語講習と金米糖のつまみ食い
- 週番腕章を借りて代筆した日
- 屍室で手をふりほどいた死者 — (弘前陸軍病院)
- 息を引き取る際に呼ぶ名 — (弘前陸軍病院)
- 銭湯に現れた剣道師範の複体 — 大字土手町(赤湯)
- 家運を挽回した蛇の兜 — 大字元寺町
- 岩木山の天狗が下した賞罰 — (岩木山)
- 紺屋町で没した義父を招く — 大字紺屋町
- 産土神が遣わした父の霊 — (熊野神社)
- 営門に響いた亡霊の足音
- 電柱に貼られた黒い手型 — 桔梗野
- 銭湯赤湯に現れた重病人の生霊 — 大字土手町(赤湯)
- 歌をなぞる声とのっぺらぼうの顔
- 柳の下に立つ赤い猿面の河童 — 大字新岡
- 相撲を挑む大人と逆さ水の村 — 大字鬼沢(鬼神社)
- 岩木山の女人禁制を破った妻たち — (岩木山)
- 赤倉山に六十年籠った仙人 — (赤倉山)
- 馬と姫の契りを語るおしら祭文 — 大字新寺町
- 竜が鍛えた九腰と十腰内の地名 — 大字十腰内
- 十腰に一つ足りぬ大蛇の婿入り — 大字十腰内(飛竜観音)
- 豆絞りをかぶって踊る猫と娘の死
- 腹がへったら田を作れの唱えごと — 大字種市
- 富士山に切られた岩木山の右肩 — 大字熊嶋
- 津軽の地主を争った二神の神軍 — 大字小栗山
- 氷の形で豊凶を占う乳穂の滝 — (岩木山)
- 岩木山の神となった安寿と丹後の船 — (岩木山)
- 岩木山の二頭の鬼と赤倉の巨人 — (岩木山)
- 安寿の山神と丹後船を拒む津軽の浦 — (岩木山)
- 岩木山の登り口に立つ姥石 — (姥石)
- 岩木山の女神となった安寿姫 — (岩木山)
- 岩木山の大人と鬼沢の弥十郎 — 大字鬼沢(鬼ノ宮)
- 川で死んだ子とイタコの口寄せ — 大字種市
- 片目を見開いた生首の掛け軸 — (正伝寺)
- 墓前の撮影実験と逆さに見える美女 — 大字新寺町(徳増寺)
- 下宿で見た火の玉と祖母の死
- 実家と婚家に同時に現れた嫁