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銭湯に現れた剣道師範の複体

所在地青森県弘前市大字土手町(赤湯)
年代大正十年一月二十日午後二時頃
登場畑大尉、剣道師範の岩崎権三郎老人
出典霊魂の世界 ― 心霊科学入門

どんな伝承か

大正十年一月二十日午後二時頃、青森県弘前市上瓦町に住む弘前連隊の畑大尉が、同市上手町の銭湯赤湯で入浴していると、平素親しくしている剣道師範の岩崎権三郎という老人が来た。大尉は無沙汰の挨拶を述べ、背中を洗ってやった。老人は厚く礼を言い、大尉より一足先に湯から上がって帰っていった。この老人は大尉一人が見たのではなく、その時刻に入浴していた人はみな見ており、久し振りに会ったという者もいた。ところがその日、岩崎老は病篤く、外出などできない状態だった。二日後に死去を聞いた大尉が弔問して同浴のことを語ると、家人は二十日午後二時頃に老人がしきりに赤湯へ行きたいと車を頼んだと言った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年))

『霊魂の世界――心霊科学入門』は、板谷樹と宮沢虎雄が昭和四十六年に著した心霊科学の入門書である。古代の霊魂観や内外の幽霊の記録に始まり、ハイズビル事件と英米の心霊研究学会の創立、霊視・霊言などの精神的現象、物質化や心霊写真などの物理的現象、心霊治療、死と再生までを、日本心霊科学協会での実験や勝五郎再生の現地調査を交えて述べる。全十二章からなり、昭和四十二年に徳間書店から出た同題の本に筆を加え、同協会が自費出版したものである。

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分身銭湯臨終目撃生き霊

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