トップ > 東京都の伝承 > 八王子市

藤蔵の生まれ変わりを語る勝五郎

所在地東京都八王子市東中野
年代文政五年(1822)十一月/文化七年・文化十二年
登場勝五郎、姉フサ、兄乙次郎、父源蔵、祖母ツヤ、前世の父久兵衛、藤五郎、母お志津、継父半四郎、多聞伝八郎
出典お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界

どんな伝承か

文政五年十一月ごろ、武州多摩郡小宮領中野村の百姓源蔵のせがれ勝五郎は八歳で、姉のフサ、兄の乙次郎と田のほとりで遊んでいるとき、突然「おまえはもと、どこの誰の子だったのか」と尋ねた。二人が知らないと答えると、勝五郎は不思議そうに「おれはもと、程窪村の久兵衛という人の子で藤蔵というのだ」と話しだした。藤蔵は文化七年二月、五歳のとき疱瘡で死に、勝五郎は文化十二年十月に生まれている。彼は息が絶えるときの様子、桶から飛び出て傍にいたこと、白い服の老人に誘われて草原に着いたことなど、死から再生までを詳しく語った。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・1974年(昭和49年))

『お化けは生きている――科学にとり残された霊の世界』は、平野威馬雄が昭和四十九年に著した、怪異と心霊をめぐる読み物である。読者から寄せられたお化けの報告や沖縄の刑場・遺念火の話、霊視の体験、近世随筆に見える妖草妖木・狐・天狗・人魂などの物の怪、フォックス家事件やクルックスの実験など欧米の心霊研究を扱う。著者が始めた「お化けを守る会」の由来、西丸震也・星新一との座談会、透視や念力を試すテストを含む全七章に、あとがきを添える。

種別から探す

再生生まれ変わり幽体離脱

八王子市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界』の伝承