トップ > 福島県の伝承 > 郡山市

宇都宮から来て病んだ庄左衛門

所在地福島県郡山市田村町守山
年代天保10年(1839)
登場会津領富岡村の日雇稼ぎ、庄左衛門、47
出典疫病と狐憑き-近世庶民の医療事情

どんな伝承か

天保十年、会津領富岡村の出で日雇い稼ぎをしていた庄左衛門が、宇都宮から守山領守山町へ来て町内で働いていたが、やがて病を得た。年は四十七であった。村ではその扱いを協議したところ、本人が在所へ帰りたいと望んだため、安駄送りによって国元へ送り返すことになった。守山領の記録には、こうして病んだ旅人を医師にかけ、村継ぎで在所まで送り出した例がいくつも書き留められている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

疫病と狐憑き-近世庶民の医療事情(昼田源四郎・1985年(昭和60年))

『疫病と狐憑き-近世庶民の医療事情』は、精神科医の昼田源四郎が昭和六十年に著した、江戸時代の村の医療を描く本である。奥州守山領(現・福島県郡山市の一部)の『御用留帳』を主な史料に、村人の暮らし、医師と医道修行、疫病と祈禱、湯治、乱心と狐憑き、受刑者の治療、行倒れの継ぎ送り、間引きと養育手当などを、書き下した原文を引いて跡づける。序と凡例、全八章、あとがき、注、索引からなり、発行所はみすず書房である。

種別から探す

守山領行倒れ安駄送り

郡山市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『疫病と狐憑き-近世庶民の医療事情』の伝承