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牛女を狙った六甲越えの季節外れの雪

所在地兵庫県西宮市
登場不明
出典妖怪伝説奇聞

どんな伝承か

岡山から兵庫へ移った取材班は、六甲山を表から裏へ越えようとしていた。裏六甲のドライブウェイには人の顔に牛の体をした牛女が出ると噂され、あわよくば出会えないかともくろんでいたのである。ところが十二月初めの晴れた日だというのに、対向車の屋根に白い塊が載っている。登るにつれて霧にかすむ森は一面の雪景色となり、路面には凍った雪が残っていた。峠の店で尋ねると、この先は凍結で通行止めかもしれないという。一行は回り道をして、ようやく西宮の市街地にたどり着いた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪伝説奇聞(東雅夫・2005年(平成17年))

『妖怪伝説奇聞』は、東雅夫が二〇〇五年に学習研究社から刊行した妖怪伝承地の探訪記である。稲生物怪録の木槌、クダン、牛鬼、塵輪、ナメラスジ、八幡の藪知らず、鬼の骨、蛇骨、鍋島の怪猫、児啼爺などを追い、中国・四国・九州ほか各地の寺社や旧家を訪ねて遺物と伝承を確かめる。月刊誌「ムー」の連載「日本伝説紀行」の十二章を三つのカラーグラビアで区切り、巻末に草双紙『鍋島猫騒動』の復刻を添える。

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