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岸壁に漂う花束と翌朝の霊

所在地青森県むつ市
年代八月十九日昼
登場大高興
出典私は幽霊を見た
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どんな伝承か

著者が病院で幽霊に出会う前日の昼のことである。荒れ果てた岸壁をぶらぶらと散歩していると、波打際に浮きつ沈みつ漂っている新しい花束を見つけた。この軍港で戦時中に亡くなった方の、きょうは命日にでも当たっているのだろうか、遺族が今しがた密かに捧げていった花束ではないだろうかと、ふと心を掠めた。翌未明に「寒い」と訴える影に出会った著者は、当時の状況から満足に遺体も捜索されぬまま海底に沈んでいる多数の英霊の代表が、何とかしてほしいと願って出てきたのではないかと考えている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

私は幽霊を見た(東雅夫(編者)・昭和中期~後期(推定1970年代~1980年代))

私は幽霊を見た=怖い怪異体験(東雅夫編)/人魂・鬼火・狐火/機関車・電車の怪/各地の幽霊目撃談/不気味な怪音と怪異

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前兆戦死者恐山

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