浮島
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どんな伝承か
福岡県三潴郡城島町の浮島に関する話。敬虔な信仰を持つ家族は毎朝夕に全員で数珠を持って仏壇に参拝していた。昭和十三年七月十三日の朝、兄が仏前で祈っていると、突然手にかけていた数珠の糸が切れて玉が膝に落ちた。その日は日支事変一周年記念式典の日で、兄は消防組員として青木小学校の式典に出席する予定だった。兄は数珠の修理を頼んで急いで出かけた。語り手は不吉な予感を感じながらも見送ったが、その後の展開は本文の途中で途切れている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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