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若松座の念写に現れた烈婦の肖像

所在地長野県飯田市(若松座)
年代伝承(口承)
登場三田光一、山口不二子、松尾多勢子、念写霊媒、念写された長野の烈婦、思わず念写に現れた長野の烈女
出典霊魂の世界 ― 心霊科学入門

どんな伝承か

長尾判事夫人の事件に刺激されて各地に念写霊媒が現れたなかで、三田光一は抜きん出た存在だった。長野県伊那郡教育会は大正六年八月に三田を招いて念写の実験に成功し、同年十月には飯田町の若松座で公開実験を開いた。郡長や校長らが立ち会い、教育会が用意した未開封の乾板一ダースを箱のまま卓上に置いた。三枚目に烈婦山口不二子の辞世、五枚目にその肖像、六枚目に神通力の字、十二枚目に警察署長夫人の母の肖像を写すことになり、現像すると辞世の歌と不二子の肖像、署長の義母の顔が現れた。六枚目には字の代わりに、同じく長野の烈女松尾多勢子の肖像が出ていたという。

原典より

五枚目には不二子女史の肖像がはっきり現われ、また六枚目には神通力という字が現われるはずなのに、婦人の肖像が出現した。—— 霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷樹・宮沢虎雄・1971年(昭和46年))

『霊魂の世界――心霊科学入門』は、板谷樹と宮沢虎雄が昭和四十六年に著した心霊科学の入門書である。古代の霊魂観や内外の幽霊の記録に始まり、ハイズビル事件と英米の心霊研究学会の創立、霊視・霊言などの精神的現象、物質化や心霊写真などの物理的現象、心霊治療、死と再生までを、日本心霊科学協会での実験や勝五郎再生の現地調査を交えて述べる。全十二章からなり、昭和四十二年に徳間書店から出た同題の本に筆を加え、同協会が自費出版したものである。

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