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臨死体験に映る日本人の宗教心

所在地東京都北区
年代現代
登場林喜美、臨死体験者、研究者
出典臨死体験(立花隆)

どんな伝承か

全身麻酔をかけられただけで手術そのものは順調に進み、生命の危機は起きていなかった。それでも体験の中身から見れば典型的な臨死体験だと立花隆は言う。状況にこだわればこれは臨死体験ではないが、麻酔中は仮死に近く、内容に質のちがいがないなら同じものとみてよいとする立場もある。危機が起きなくても体験はよく生じるのである。日本の例では神仏そのものが主役として現れることは少なく、天女や天使が脇役のように出てくる場合が多い。欧米の報告に見られる深い心の交流という要素が欠け、神仏が出ても心象風景にとどまる。その差は宗教心の質の差にあり、世論調査を見ても日本人の宗教活動は墓参りや守り札程度の習俗でしかないという。

原典より

このケースの場合、林さんは全身麻酔をかけられて手術を受けただけで、手術それ自体は順調に進行し、この間、客観的に生命の危機が発生していたわけではない。—— 臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)

トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。

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