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記事の種に来て回心した無神論の記者

所在地京都府綾部市(大本)
年代大正7年夏
登場今井梅軒、無神論者
出典日本神異見聞伝

どんな伝承か

台北新聞の主筆だった今井梅軒は、二十年来の新聞記者で神も霊魂も信じない無神論者だった。大正七年の夏、筆先で世の建て替えを叫ぶ不思議な所だと聞き、記事の種にしようと綾部の大本を訪れた。ところが二か月ほど講話を聞き、筆先を読み、鎮魂帰神で霊異を身をもって経験するうちに、敬神に根ざさなければ尊皇愛国も偽りだと考えるようになった。そして長年の社会的な関係をすべて投げ捨て、綾部へ移り住んだ。それでも筆先の正体への疑いは強く、記者らしく原本を借りて調べ始めたという。

原典より

ところが、参綾して二ヶ月ばかり、講話を聴き、御筆先を読み、鎮魂帰神の神法に霊異の存在を具体的に経験して来るにつれて…—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年))

『日本神異見聞伝』は、笠井鎮夫が昭和四十九年に著した霊異の見聞記である。第一篇では、大正期に大本で鎮魂帰神を受けた著者が、霊媒による死者の招霊や狐霊・竜神の託宣、霊石の発掘などを研究会での語りの口調で伝える。第二篇では、慶応三年のええじゃないかのころ尾張・遠江・駿河・美濃・丹後などで起きたお札降りを、旧家の古文書や郷土史家の便り、著者の現地調査から記録している。

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