ラジオの音楽が色になって見えた中岡桂園
どんな伝承か
中岡桂園がラジオに向かって正座合掌し深呼吸をすると、流れる音楽が美しい色となって見えてきた。高音はえんじ色、低音は灰色といったように楽器ごとに色が違って感じられたという。やがて右手がひとりでにスピーカーへ近づいてゆき、腕がつけ根までしびれると、音楽の色の流れが掌から入り、左手の指先から抜けていくのを繰り返し体験した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。