催眠で千里眼を得た女学生
どんな伝承か
明治末年、御船千鶴子と長尾郁子の千里眼騒動の後、各地に霊能者が現れた。門脇鼎が『心理時報』にまとめた名簿には、千鶴子と郁子を含めて二十八名が挙げられている。その十一番目が、秋田市中長町の高等女学校生徒、高壁光子十六歳である。千里眼が可能になった動機は、催眠中に千里眼が可能だという暗示を受けたことだと記されている。名簿の多くは千鶴子や郁子を模倣した者で、催眠術による暗示から入った例も少なくない。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊哲学の現状(高橋五郎・大正時代(1910年代推定))
バイバル夫人の交霊会(心霊哲学の現状)/霊媒術と自動書記/音声による霊界通信/物質化現象/心霊哲学と死後存続論