早池峰山の天灯籠と梵珠山の御灯明
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どんな伝承か
著者が現代版『遠野物語』として紹介する一話である。岩手県の霊峰の一つとされる早池峰山は、遠野と大迫という二つの町にまたがっている。この山には昔から天灯籠という怪火の伝承がある。山頂には誰もいないはずなのに、夜になるといくつもの火が点り、それが空へと舞い上がるのだという。著者は以前、青森の梵珠山でも似た話を聞いた。七月九日の夜、海の方角から御灯明と呼ばれる無数の火の玉が梵珠山を目指して飛んで来る。蛍のような小さな光から野球のボールほどの大きさまであるが点滅せず、間近を飛んでいても決して捕らえられない。地元の人々は毎年その出現を待ち侘びているという。
原典より
現代版『遠野物語』を今回も紹介する。—— 黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代)
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遠野市の伝承
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