千里眼能力者の養育と発表断念
どんな伝承か
著者は長尾郁子の名が高まる以前から一人の能力者を養育しており、その透視・念写能力は文字や物体の透視三十二回中ほぼ的中するまでに発達した。しかし千鶴子・郁子という先行する二人の能力者が相次いで世を去ったことから、著者は自身の能力者の発表を断念し、静かな土地に居を移して養育に専念したと記している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
修養と通力(高橋宮二(逐堂生)・1913年(大正2年))
『修養と通力』は、高橋宮二が著し、大正二年に東京宝文館から発行した精神修養と千里眼の実験記録である。深呼吸による修養法を説き、焼岳など日本アルプスの険しい山での修養、千里眼の能力を得た婦人を四年間養った経緯、福来博士との会見と透視・念写の実験を記す。第一編「実験四年」を巻ごとに分けて修養と通力の記録とし、第二編に深山幽谷の旅や雪中の遭難、霊所の探訪の紀行を収める。