山のふもとを次々に登った白い物体
どんな伝承か
昭和三十三年一月十六日十六時二十分ごろ、岡山市今保の土手で坪田幸子と目黒優美子が、丸い白色の物体が山麓を西に向かって進むのを目撃した。物体は一個だけでなく次々に出現して同じ経路をたどって上り、三個一緒にそろって山の向こう側へ行った。見掛けの大きさは月の四分の一くらいで、当時は晴、風向は西であった。初めは鳥かと思ったが、はっきり見えたので鳥でないことが分かったという。目撃地点から金甲山山頂までの距離で計算すると実直径は約二十六メートルとなる。六分後にも同様の物体が同じ山の中腹に現れた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。