中学生が捕らえた銀色の怪物体
どんな伝承か
一九七二年八月下旬、高知市の東の介良で、中学生の瀬尾道雄君が下校中の午後三時ごろ、田んぼの上を飛び回る正体の分からない物体に気づいた。夜に仲間と見に行くと光る物体がふらふらと漂い、近づくと青白い光が強まった。翌日そこには小さな穴が四つ残っていた。少年たちはさらに三度目撃し、九月一五日についに捕まえた。銀色の物体は直径一八・二センチ、重さ一・三キロで、金づちで叩いても傷まず、袋に入れると淡く光った。固く縛っておいてもいつの間にか消え、元の田んぼで見つかった。九月下旬、森保雄君が手に結んで自転車で運ぶ途中、右手に衝撃を受けて取り落とし、それきり物体は姿を消したという。
原典より
直径一八・二センチ、重さ一・三キロの物体は銀色に輝き、文鎮や金づちでたたいてもびくともしなかった。—— UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。