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吮疽の仁、天然の最期

所在地神奈川県三浦郡葉山町
年代明治六年
登場井村宏次、尾崎、ますえ、佳子、案内者、碩郎の妻、碩郎の娘
出典霊術家の饗宴

どんな伝承か

明治期の霊術家として知られる「天然」の生地は、岐阜県加茂郡和知村、木曽川沿いの台地にある農村で、名古屋からおよそ一時間半の道のりにある。彼は明治六年四月二十日、農業を営む桑原徳右衛門と母れいの長男として生まれ、姉との二人姉弟であった。小学校卒業後は村一番の秀才として東京高等師範学校に進学し、卒業時には最上位の成績で金時計を授与されたという。著者は桑原家を訪ね、この生涯の記録を聞き取っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊術家の饗宴(井村宏次・井村宏次・霊術研究・現代(著述))

井村宏次『霊術家の饗宴』。明治末から昭和初期にかけて隆盛し、抹消された〈霊術家運動〉の歴史を発掘・復元する。プロローグで霊術家の運命を予告し、第一章では気合術師・浜口熊嶽が帝都に乗り込み九字と気合の嵐で名を上げ、明治の心霊手術を行い、実川上人のもと那智滝で仙人修行・三密の極意を得て、大阪の『真言秘密』裁判で判官臨席の気合術実験により勝利するまでを描く。

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