神子のいない村が出した願い状
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どんな伝承か
享保八年、津軽石村の検断七之丞ら重役たちが連名で、閉伊地方の修験を総括する本山派年行事の寿松院と、宮古通番代の長根村多宝院、八木沢村宝性院に宛てて願い状を出した。津軽石村には神社がたくさんあるのに神子がいないため、縁日や祭礼のたびに脇村から神子を頼まなくてはならず、物入りでとても面倒だという。そこで、往古は神子村であったところの、病死した神子寄木のひこ孫にあたる者を新たに神子として取り立て、一の庭を勤めさせてほしいと願い出た。一の庭を勤めるとは、神子舞を舞うことをいう。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪(宮古市(編)・宮古市史・自治体史(民俗))
岩手県宮古市(下閉伊)の信仰と怪異を網羅する。
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宮古市の伝承
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