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千把の苗を植えて倒れた大女と池

所在地千葉県成田市(千把ヶ池)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典成田市史 民俗編――昔話・伝説

どんな伝承か

宝田で語られた池の由来。今はニュータウンの一部として埋め立てられているが、そこにはかつて千把ヶ池という池があった。その集落に大柄で働き者の女がいて、千把の苗を数えて田に投げておけば日のあるうちに植えてみせると言い、本当に千把を植え終えた。女は身をかがめて股の間から西の空をのぞき、まだ日が高いと自慢したが、股めがねで日を見ているうちに目を回し、そのまま田の中に倒れて死んでしまった。以来その田には誰も田植えに入らなくなり、やがて池になったのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

成田市史 民俗編――昔話・伝説(成田市(編)・成田市史)

『成田市史 民俗編――昔話・伝説』は、成田市が編んだ市史の民俗編のうち、口承文芸の節を収めたものである。昭和五十二年から五十四年にかけての聞き書きをもとに、話者の一覧表を掲げ、喰わず女房や猫の踊などの昔話二十六話、多古の殿様などの笑話二十二話、七不思議・巨人・塚・坂・主の話など成田の伝説十二項を載せる。昔話と笑話の題には『日本昔話集成』の型番号を付し、語り始めの句や語りの場の解説を添え、末尾に世間話の節の冒頭を収める。

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