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八聖山の山神は柳の神体

所在地宮城県白石市福岡(八聖山)
年代旧霜月十一日
登場木地屋
出典日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗

どんな伝承か

刈田郡福岡村の木地屋は、旧霜月十一日を惟喬様の祭日とし、木地を挽く器械に神酒と赤飯を供えて祭った。三月と九月の十九日は山の神の日で、水分神社の祭も同じ日に営む。彼岸の中日とその前後は社日にあたり、山の神の休みとして春秋とも仕事を休んだ。八聖山に祀る山神の神体は柳で作られているため、この部落では柳の木を伐らない。轆轤場には信心棚が設けられ、霜月九日の木地挽きの日に赤飯を上げる。惟喬様を祀る社が無いので、それぞれの家で祭っているという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか)

『日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗』は、原田敏明・池上廣正・堀一郎ら十二人の執筆者による論文集である。民間に伝わる神と霊の観念、家や村の氏神、職業の神、祭りの日取りと組織、憑きものや妖怪を題材に、各地の調査報告や古記録に見える事例を引いて論じる。原田の総説に始まる十七編からなり、後半では修験道・庚申信仰・キリシタン・新興宗教と民間信仰とのかかわりを扱う。

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