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朱雀院の池の龍頭と二つの太陽

所在地京都府京都市中京区(朱雀院)
年代天暦二年(948)6月6日
登場藤原師輔、邸宅所有者(桃園第、同夜火災)
出典日本の妖怪

どんな伝承か

天暦二年(948)六月、都ではその月の上旬から日照りが続き、七日になって一転、激しい雷雨に見舞われた。この日、空には太陽が二つ並んで現れ、朱雀院の南の池には龍の頭のようなものが浮かび上がったと記録されている。同じ夜、藤原師輔の邸宅・桃園第でも火災が起こっており、相次ぐ凶事に都の人々は不安を募らせたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の妖怪(早川純夫・早川純夫・妖怪史・1973年(昭和48年))

『日本の妖怪』は、早川純夫が一九七三年(昭和四十八年)に著した妖怪史の読み物である。『出雲風土記』『日本書紀』から『日本霊異記』『今昔物語』、江戸の『新著聞集』などの随筆までの古典に記された妖異を、かかわりのある実在の人物や事件とともに古代から近世へ時代順にたどる。全八章で、引用は意訳を交えて『』でくくり、仏教談や霊験談、地方の民話はおおむね除き、第七章には江戸の見聞録から選んだ二十話を並べる。

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