ゲラに浮かんだ口述序文の折句
どんな伝承か
『霊界物語』全八十一巻のうち五十五巻の序文の印刷ゲラを見せたとき、王仁三郎は「お前らの目は節穴や。四十字詰で組んでみい」と言った。その通りに組むと、各行の一文字目をつなげて「明治三十一年如月九日高熊山の修行より…五十五編を終る」という一文が浮かび上がった。口述のみでどうしてこの折句を作れたのか問われた王仁三郎は、「口述のとき喉がうっとつまることがあり、そのたびに考えていると行が変わるところだった」と答えたという。
原典より
あまりの不思議に理由をたずねると「じつは口述のときに、なんやちょっとゆきよると喉がうっとつまるんや。そのうちに考えておると行が変わるところやったんや」と答えたという。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。