白光真宏会を創始した五井昌久
どんな伝承か
五井昌久(一九一六〜八〇)は、戦後の一時期に生長の家の講師をつとめたのち、新たに白光真宏会を創始した人物である。大正五年十一月二十二日、東京の浅草で生まれた。父は長岡藩士族の息子、母は東京の商家の娘であった。少年時代は虚弱で、関東大震災後に疎開した父の実家、新潟での生活で健康を取り戻した。織物問屋の店員として夜学に通い苦学し、のちに独立。「世界人類が平和でありますように」のステッカーの発行元として知られる教団を築いた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論(津城寛文・津城寛文・宗教学)
『鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論』は、津城寛文が著し、春秋社から刊行された宗教学の研究書である。本田親徳・出口王仁三郎・浅野和三郎・友清歓真・川面凡児・田中治吾平・宮地水位など、近代以降の神道界とその周辺に現れた鎮魂行法家の系譜をたどり、その鎮魂帰神説や霊魂観をシャーマニズム研究の観点から整理する。序章と全七章からなり、第一章で行法家の群像を描き、第七章では「宗教的身体境界」の考え方によって鎮魂行法を類型化する。