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神木力松で鍛えた大関丸石

所在地福島県耶麻郡猪苗代町大字壺楊楊枝(楊枝峠)
年代伝承
登場山田信夫、丸石、角石、語り手、伝承者、会津方の大関、伊達方の大関
出典猪苗代町史 第2集(民俗編)――昔話と伝説

どんな伝承か

会津と伊達の両藩は角力の試合を慣例としており、両藩の仲が険しくなった年、緊張をほぐそうと伊達の城下で奉納相撲が催された。番付には西方大関に会津藩楊枝の丸石、東方大関に伊達藩お抱えの角石とあり、楊枝村は挙げて鎮守に悲願を込め、丸石は山の神木である力松の下で押しの稽古に励み、大幹が揺れるほどになった。出発の前夜、白衣の女神が夢に現れ、力だけでは勝てぬ知恵を絞れと告げた。試合は丸石の押しで一瞬に決し、丸石は繭買い商人に姿を変えて追手をまいて帰ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

猪苗代町史 第2集(民俗編)――昔話と伝説(猪苗代町(編)・猪苗代町史・自治体史(民俗))

福島県猪苗代町(会津)に伝わる口承を語り手付きで網羅する。昔話は猫と単・ほととぎす・かちかち山・猿蟹合戦などの動物昔話、五月節句の菖蒲とよもぎ・澄子と清子・朝鮮の桃太郎・話三両・亀ヶ城の女中の一つ目小僧・花咲爺さん・竹の子童子・猿むこ入り・笠地蔵・こぶ取り爺さん・姥捨て山・片目の爺さまなどの本格昔話を収める。

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