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石の不動尊が背に乗り運ばれる

所在地栃木県佐野市上大戸(大戸不動尊)
年代明治の始め頃
登場松井昊、松井家、原話提供者
出典田沼町史 第1巻(自然・民俗編)――伝説

どんな伝承か

栃木県佐野市上大戸の松井家の裏には延宝元年(一六七三)に建てられた石の不動尊像がある。かつて敗走の武士から預かった木像の不動尊が焼失した後、松井家に不幸が続いたため石像を建てて祈ると家は繁栄した。明治の初め、この不動尊を境界争いの末に移すことになったが、石像はまるで背負われるように自ら現在地まで運ばれてきたと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

田沼町史 第1巻(自然・民俗編)――伝説(田沼町(編)・田沼町史)

『田沼町史 第1巻(自然・民俗編)――伝説』は、田沼町が編んだ町史第一巻から、伝説とことわざの部分を収めたものである。池や塚の祟り、神社の霊験、佐野宗綱の出陣、藤原秀郷ゆかりの鎧、義民、地名の由来、落人、寺社の縁起など、町内各地に伝わる話を地名や家名とともに記す。伝説を英雄偉人・義民・地名・落人・寺社縁起などに分けて並べ、続く節では調査員の協力で集めたことわざを五十音順に掲げる。

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不動尊石像霊験怪異運搬

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