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すりこぎかくしの雪

所在地岐阜県美濃加茂市
年代冬至の夜
登場弘法大師
出典美濃加茂市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

昔、弘法大師が諸国を遍歴していたときのことである。冬至の夜、ある貧しい老婆の家に宿を求めたところ、老婆はもてなすものが何もなかったので、こっそり人の畑から大根を盗んできた。この老婆は片足が悪く、その歩き方がすりこぎのようであったため、残された足あとではっきりとそれとわかってしまう。弘法大師は老婆の心遣いに感じ入り、雪をどんどん降らせて、その足あとを隠してやったのだという。

原典より

弘法さまは、老婆の好意に感じて、雪をどんどん降らせ、老婆の足あとをかくしてしまわれたという。—— 美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史)

『美濃加茂市史 民俗編――伝説』は、美濃加茂市の市史民俗編のうち、第一三章「俗信」と、第一四章「伝説 昔話 世間話」の総説および第二節「伝説」を収めたものである。天候・農事・人事にかかわることわざと俗信、民間療法、樹木の禁忌を挙げたうえで、伊深・蜂屋・太田・三和など市内各地区に伝わる三度栗、龍宮さまの淵、火塚、山男、かぶと淵などの伝説六十四話を記す。昔話・世間話の節は含まず、伝説の多くは題に伝承地区の名を添える。

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弘法大師老婆冬至大根

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