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賀茂二郎義綱と県主神社の縁起

所在地岐阜県美濃加茂市西町七丁目(県主神社)
年代平安期(前九年合戦頃)
登場源義綱、源義家、安倍貞任、源義家、賀茂二郎・社殿を造営、義綱の兄、征伐の相手
出典美濃加茂市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

太田の賀茂県主神社には次のような縁起が伝わる。昔、源義家と弟の義綱が安倍貞任を討つため奥州へ向かう途中、夜に遠くの灯を見て里人に尋ねると、賀茂の社の灯明だという答えだった。義綱は京の賀茂神社の神前で元服し賀茂二郎と名乗った人だったので大いに喜び、社の前に進み出て神の加護を願ってから奥州へ発った。貞任らを平らげた帰り道、再びこの地を通って京へ上る折に、社殿を造ってお礼をしたという。同じ伝説は上蜂屋の加茂神社にもある。

原典より

やがて貞任らを平定しての帰りみち、ふたたびこの地を過ぎて京へ上る道すがら、社殿を造営してお礼をしたという。—— 美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史)

『美濃加茂市史 民俗編――伝説』は、美濃加茂市の市史民俗編のうち、第一三章「俗信」と、第一四章「伝説 昔話 世間話」の総説および第二節「伝説」を収めたものである。天候・農事・人事にかかわることわざと俗信、民間療法、樹木の禁忌を挙げたうえで、伊深・蜂屋・太田・三和など市内各地区に伝わる三度栗、龍宮さまの淵、火塚、山男、かぶと淵などの伝説六十四話を記す。昔話・世間話の節は含まず、伝説の多くは題に伝承地区の名を添える。

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