笹アメを作りながら語るみさ婆さま
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どんな伝承か
脇野沢の「みさ婆さま」こと田中みさは、「むかしこをかますに一杯もおぼえている」といわれたほど語りの得意なおばあさんであった。笹アメの行商を業としていたので、集まってくる子どもたちに昔話を語りながら、炉端で翌日売る分の笹アメを作ったという。冬の寒や夏の土用の話、彼岸餅(ほっぺた餅)のいわれ、狐にだまされた人の話や狐にだまされない方法など、いろいろな話をおもしろおかしく語ってくれ、今でもその話を聞いた記憶のある人や、話の一部を覚えている人は少なくない。行商をやめてからは、昼でも子どもたちが語りをせがみに行ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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