トップ青森県の伝承むつ市

笹アメを作りながら語るみさ婆さま

所在地青森県むつ市脇野沢
年代嘉永6年~昭和11年(田中みさ)
登場田中みさ、みさ婆さま
出典脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

脇野沢の「みさ婆さま」こと田中みさは、「むかしこをかますに一杯もおぼえている」といわれたほど語りの得意なおばあさんであった。笹アメの行商を業としていたので、集まってくる子どもたちに昔話を語りながら、炉端で翌日売る分の笹アメを作ったという。冬の寒や夏の土用の話、彼岸餅(ほっぺた餅)のいわれ、狐にだまされた人の話や狐にだまされない方法など、いろいろな話をおもしろおかしく語ってくれ、今でもその話を聞いた記憶のある人や、話の一部を覚えている人は少なくない。行商をやめてからは、昼でも子どもたちが語りをせがみに行ったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))

『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。

種別から探す

由来譚

むつ市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承』の伝承