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ナマズの側線に流れる電流

所在地東京都文京区弥生(東京大学農学部)
年代昭和24年
登場勝木保次、末弘恭雄、武者金吉、末弘泰雄教授、勝木保次教授、研究者(東京医科歯科大学教授)、研究者(東京大学農学部教授)、事例収集者
出典日本の俗信 2――俗信と迷信

どんな伝承か

地震とナマズの言い伝えに科学の手を入れ、地震予知の材料にしようという研究が新聞で報じられた。東京大学農学部水産学科の末弘教授が進め、東京医科歯科大学の勝木教授が協力した。魚の体側にある側線には神経が集まり、常に数ミリボルトの弱い電流が流れていることは知られていたが、その繊維を一本ずつほぐして放電を記録し、刺激を与えたときの波形の変化をとらえることに成功したという。魚の感受性の分析が地震予知や漁業に応用できる道が開けたとされた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の俗信 2――俗信と迷信(迷信調査協議会・日本の俗信・1951年(昭和26年))

『日本の俗信 2――俗信と迷信』は、迷信調査協議会が文部省への第二回報告書として編んだ答申書で、まえがきに昭和二十六年十二月の日付がある。迷信の定義や時代性、俗信と生活慣習の区別を委員たちが論じ、食い合わせや守札、憑きもの、河童の名称の分布、迷信による殺人の精神鑑定例などを取り上げる。総論と座談会、各論、結婚・妊娠の迷信の解明、新聞の社説・投書を集めた附録の四章から成る。

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