近代の夜明け
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どんな伝承か
阿部正路は、近世と近代を分かつものを、近代が近代以前を過去として封じ込めた点に見る。日本の妖怪出現史に照らせば、それは慶応四年八月二十六日、明治天皇が讃岐の白峯山中で大魔王と化した崇徳上皇の怨念を、京都の白峯神社に鎮めた時であったという。怨霊を前時代へ封じ込めることで新しい時代の基礎が築かれる。かくして近代初代の明治天皇は京都を西に置き、東方の都たる東京へ遷都し、今日につづく基礎を築いたと説く。
原典より
時代の変遷のたびに明滅する人びと。—— にっぽん妖怪の謎(阿部正路・阿部正路・妖怪学・現代(著述)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
にっぽん妖怪の謎(阿部正路・阿部正路・妖怪学・現代(著述))
国文学者・阿部正路『にっぽん妖怪の謎―古代の闇に跳梁した鬼・天狗・河童・狐たちは生きている!?』。日本の妖怪を文化史・文学史の視点で論じる。第1章では西遊記・酒呑童子・両面宿儺・赤鬼青鬼などの鬼、石ノ森章太郎やナウシカ・未来の妖怪、地獄の辞典、ケンタウロスを扱う。
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坂出市の伝承
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