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長沢雄楯が判じた小松林命の霊

所在地静岡県静岡市
年代明治31(1898)
登場長沢雄楯、喜三郎
出典亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界

どんな伝承か

古代の神主と審神者による交霊の作法を古典から独りで学んだ喜三郎は、それを身につけようと、明治三十一年四月の末、本田親徳の教えを継いで鎮魂帰神の法を行う神道家の長沢雄楯を訪ね、翌五月にも静岡まで出向いて教えを受けた。神霊がかかると体が跳ね上がり、強まると意識を失って唇が動くのを感じるだけになる。審神者が昇神を願って三度手を打つと、再び跳ねて意識が戻った。長沢は、喜三郎に降りたのは京都男山八幡宮の眷属神の小松林命で、低い霊ではないと判じた。だが故郷の穴太で人に見せると、気が狂ったと言われるばかりだったという。

原典より

長沢翁はこのとき、喜三郎にくだった神霊は京都男山八幡宮の眷属神、小松林命であるという判定をくだした。—— 亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言)

『亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界』は、「天下の浪士」を名のる加藤正民が、出口ナオと出口王仁三郎、教団大本の歩みを心霊の立場からたどった論考である。ナオの神がかりと筆さき、王仁三郎の出現と高熊山の修業、『霊界物語』の口述、二度の大本事件、晩年の陶芸と死までを、筆さきや関係者の証言を引いて述べる。全編を通じて二人に現れた霊流を「A」「B」と呼び、大本の出来事が後の国の出来事を先取りした「型」を論じる。

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