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新聞社の鎮魂で目覚めた岡本の霊能

所在地大阪府大阪市北区角田町(大正日々新聞社)
年代大正9年10月頃
登場岡本信之、天明、浅野和三郎
出典日本神異見聞伝

どんな伝承か

大正九年九月、大阪梅田で大正日々新聞が再刊されると、岡山出身の二十二歳の岡本信之は挿絵画家として社会部に採用された。社長の浅野和三郎は、仕事が終わると毎日のように若い社員を本社二階の一室に集め、自ら鎮魂帰神の行法を施していた。大本の修行を経ていない岡本が皆と並んで精神統一の修法を受けると、たちまち霊が動き出し、霊言などの能力を示して一同を驚かせた。浅野は大いに喜び、再刊からわずか二十日後の十月十四日には、早くも岡本を霊媒として霊界探検に連れ出したという。

原典より

岡本君も他の社員たちと一緒に畳の上に坐って精神統一の修法を受けると、たちまち霊が発動し、続いて天言通(霊言現象)その他の超能力を発揮するに至ったのには一同驚きました。—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本神異見聞伝(笠井鎮夫・1974年(昭和49年))

『日本神異見聞伝』は、笠井鎮夫が昭和四十九年に著した霊異の見聞記である。第一篇では、大正期に大本で鎮魂帰神を受けた著者が、霊媒による死者の招霊や狐霊・竜神の託宣、霊石の発掘などを研究会での語りの口調で伝える。第二篇では、慶応三年のええじゃないかのころ尾張・遠江・駿河・美濃・丹後などで起きたお札降りを、旧家の古文書や郷土史家の便り、著者の現地調査から記録している。

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