青草から生まれた人間の島
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どんな伝承か
昔、天上に大きな国があり、神々が皆そこに集まっていた。すると下界に誰かが島を造った者がある。神々が調べると日の神が造ったのだと分かったが、その島にはまだ神も人間もいない、魂のない国であった。神々が何という名をつけようかと相談すると、暁の明星が遠慮深く、人間の島とつけたらどうかと言った。ではその人間はどこから生まれるのかと問われると、それは私が作ると言って、天上の青草を丸めて下界に投げ下ろした。それが日の神の光に温められて次第に醗酵し、ついに人間になった。死んだ人間の魂を納める所は夜明けの明星が作り、高い山には雷神、沢には水の神、続いて火の神が降りて人間を温め、色々なことを教えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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新ひだか町の伝承
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