雷を侮って砕かれた山
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どんな伝承か
雷が鳴るときには蒲莚を織ったり刃物を磨いたりするものではないと言われていた。ところがシュマルッペの酋長の息子は、そんなことをしたら神様は何で木を伐るのだと言い、娘は、どうして神様は蒲莚を作るのだと言って、雷が鳴っているのにわざと蒲を水に浸し、それを天に向けて振りまわし、莚織りの石をカラカラと鳴らして莚を織った。息子も山刀をゴシゴシと磨いていた。怒った雷はシュマルッペの山を打ち砕き、火の雨や岩の雨を降らせたので、あたりの山の頂まで石が散らばっているのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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平取町の伝承
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